短期間での販売記録タイトルが並んだ! Steamの2025年PCゲーム新作ランキング

記録的なタイトルが並んだSteamの2025年新作PCゲームランキング 年間ランキング
記録的なタイトルが並んだSteamの2025年新作PCゲームランキング

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 米国のValve社が運営するゲームストア・Steamが、売上げに基づいた「2025年の新作PCゲームランキング」を発表した。SteamはPCゲームの配信および販売サービスをグローバルに展開しているプラットフォーム。月間ユーザー数は推計で約1億7500万人以上、その中で日本の利用者数は数百万人規模に当たり、売上げはSteam全体の約20%を占めると見られている。国内では10代〜30代男性の利用率が一番高く、利用者の約62・8%がこのサイトを通じて週1回以上ゲームをプレイする。今回はそのストアで人気が高かった昨年の新作ゲームについて取り上げた。

 Steamが発表した2025年の新作PCゲームランキングで上位に入った24タイトルの内容は表にある通り。順位は発売から2週間の売上金額により決めている。その1~12位にはリリースから短期間で全世界累計の販売本数が数百万本、プレイヤーの数は数十万人を獲得した記録的なタイトルが並んだ。中でも「Battlefield 6」の全世界販売本数は発売から3日間で700万本以上に達している。数字を押し上げる原動力となっているのはコミュニティの存在。ゲーム実況や攻略法を伝授する動画配信などを通じた情報共有が人気シリーズの需要をさらに高めている。その中で、国内を拠点とする企業が開発したタイトルは「モンスターハンター」と「ELDEN RING」の2作品。ELDEN RINGは好成績を受け、実写映画化が決まった。

 13~24位にも販売本数が短期間で数百万本に達したタイトルが並んでいる。特に「スプリット・フィクション」は発売から48時間での販売本数が100万本を超え、ローカル通信協力型ゲームの販売最速記録としてギネスに認定された。「Stellar Blade」は多くの国内メーカーがフィギュアの題材にしている「勝利の女神:NIKKE」を開発した韓国企業の新タイトルに当たる。国内企業が開発したタイトルは「デジモンストーリー タイムストレンジャー」のみだが、次グループの25~50位には5作品が入った。同時にこのグループまで来ると、ここまで数が少なかった中国企業の作品が4タイトルに増えはじめる。

 世界のゲーム人口についてファミ通などは約35億7800万人だと発表している。重複を含んだプラットフォーム別の利用率はモバイルが約29億人、PCは約9億人、家庭用ゲーム機が約6億人に分かれる。国別では中国が約6・6億人と、ここでも市場のけん引役に挙がる。その中で、日本のゲーム人口は約5400万人。プラットフォーム別ではモバイルが約4200万人と推計されている。冒頭の統計値を当てはめると週1回以上、国内でゲームをプレイする人数は約3240万人規模に相当する。Steamがサービスの提供をはじめたのは20年以上前。この年月により一部のプレイヤーは熱狂的なゲームファン、いわゆるゲームオタクに育っている。しかも、その層は世界中に分散して存在する。日本の玩具業界では、この状況に着目してゲームキャラクターをフィギュア化する動きが活発化している。

【お知らせ】
 2026年6月号の新聞(ホビージャーナル)では、2025年の家計調査、2025年JASRAC賞、バンダイナムコHDのキャラクター別売上高推移、2026年3月期の企業決算(バンダイナムコHD、ハピネット、Joshin)、2025年のPCゲーム新作ランキング、ガンプラリサイクルプロジェクトの新展開、ラブブの映画化、韓国の人口構成と動画ストリーミングトレンド、EUがTemuに罰金を科す、企業(任天堂)の動向について取り上げました。
 その中から昨年、発売された新作PCゲームのトレンドを紹介する記事をピックアップして、ホームページに掲載しました。近年はゲームのキャラクターを利用した映画やフィギュアを製作する動きが活発化しています。昨年は記録的なセールスのタイトルが多く輩出されたので、これらの動向に注目が集まっています。