ブルアカと初音ミクがメイン! 初心者とマニア両方の獲得を目指したグッドスマイルフェス

会場にはゲームキャラクターのフィギュアが多く並んでいた! イベント
会場にはゲームキャラクターのフィギュアが多く並んでいた!

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 株式会社グッドスマイルカンパニー(岩佐厳太郎社長)が「グッドスマイルフェス」を東京・千代田区のベルサール秋葉原で、6月6、7日に開催した。グッドスマイルカンパニーとグループ会社、パートナー企業が一般消費者へ新商品を紹介するイベント。今回より名称をスマイルフェスから変更して実施した。その全体を通じた特長はフィギュア、プラキットの両方で、初心者とマニア向け商品を用意したことだった。

 フィギュアで初心者向けは約2・5頭身のねんどろいど。昨年、世界的に需要が向上したぬいぐるみに近い外観で、価格も数千円台と、入門者が取り入れやすい内容になっている。ラインナップ構成も幅広く、新商品としては初音ミクを中心に、薬屋のひとりごと、呪術廻戦、ブルーアーカイブ、ちいかわ、星のカービィなどが登場する。遊び方がイメージできるよう、会場には顔パーツの変更や手足を動かして表情を変えられる機能の解説ボードと実際にさわれる体験コーナーを設けた。これらを通じ、ながめて、さわって、揃えて楽しいフィギュアであることを訴求させた。

 マニア向けフィギュアの特長は精巧なデザインと独自性の高い塗装。その新商品のメインには直近のヒット商品に当たるブルーアーカイブを持ってきた。その他にはファイナルファンタジーX、ウマ娘、ホロライブプロダクションなどから美少女をピックアップして投入する計画を立てている。一方、グループ会社のマックスファクトリーはバニーガーデン、勝利の女神:NIKKE、ドールズフロントライン2:エクシリウムなどに登場する美少女をfigmaブランドで立体化する。さらに、昨年のSteam新作PCゲームランキングで上位入りを果たしたDoom The Dark Agesの戦士キャラクター立体化にも取り組んでいる。これらの中心価格帯は、おおよそ2万円台。高価格帯フィギュアはゲームやネット系のキャラクターを中心にラインナップを固め、世界規模で存在するオタク層の獲得を狙っている。

 プラキットは今回もアニメに登場したロボットと、美少女を中心に商品化を進めている。そのロボットで注力したのは合体キャラクターの立体化。ゲッターロボG(1975年放送)、伝説巨神イデオン(1980年放送)、伝説の勇者ダ・ガーン(1992年放送)、勇者警察ジェイデッカー(1994年放送)に登場するキャラクターを選んだ。美少女はエヴァンゲリオンの綾波レイや式波・アスカ・ラングレー、勇者であるシリーズより結城友奈などの投入が計画されている。これらで30~50代の男性プラキット愛好家獲得を目指す。これら現在の購入主軸層向け商品とは別に、今回は入門者獲得を狙う新商品を用意した。その題材は今年10月から放送開始予定の合体ロボットアニメ「獣王武神ダンデヴァイン」。グッドスマイルカンパニーが制作にも関与した作品で、パートナーとしてはタカラトミー、アニプレックス、東映の名前が挙がっている。そのキャラクターグッズをテレビ放送開始に合わせて投入する。一例はMODEROIDブランドのプラキット「ダンデヴァイン(Action Model)」。価格は新規層を取り込めるよう税込み5500円に抑えた。グッドスマイルカンパニーは今年からマニア購入者より得た資金を新規層の開拓に回し、次世代を育てる活動に入る。

【お知らせ】
 2026年7月号の新聞(ホビージャーナル)では、2025年の国内人口調査、玩具とプラキットおよびカプセルトイを加えた3市場合計の2025年市場規模、日本通信販売協会の総会、日本成長戦略の原案内容、政府によるエネルギー不足への取り組み状況、カプセルトイの購買調査結果とフリューの市場参入、中国がトレンド玩具の国家標準策定へ着手、テディベアが創業家から離れる、日本キャラクター大賞、パリのろう人形美術館にワンピースが登場、イベント(グッドスマイルフェス、米国のライセンシング・エキスポ)の内容について取り上げました。
 その中からグッドスマイルカンパニーが開催した一般消費者へ新紹介を紹介するイベントの記事をピックアップして、ホームページに掲載しました。会場に多く並んでいたのはゲームキャラクターのフィギュアです。また、初心者向けのフィギュアとプラキットもありました。収益の循環構造が確立されて、初心者向けが育つか注目です。