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株式会社バンダイのベンダー事業部が「カプセルトイブランド・ガシャポンの新シリーズ立ち上げ」を10月1日に発表した。新設するシリーズはアートトイをテーマにした「カップインギャラリー」。新シリーズといっても商品は2024年から展開済みで、今年8月には第5弾商品を投入している。主力のキャラクターや面白味のある商品に対するアクセントとして創設したアート系タイプをシリーズとしてまとめて発展させる選択をした。シリーズ化に際して加えたのはオリジナル、クリエイターとのコラボ、キャラクターという3種類の商品ライン。今後はこれを軸として継続的に新商品を投入する。シリーズ化第1弾商品は10月第4週から順次、日本全国のガシャポン自販機にて一般発売し、それに準じて海外展開も行っていく。
その10月第4週目に登場するのは6商品(一部はガシャポンバンダイオフィシャルショップの限定商品)。魔法少女の様なキャラクターなどハロウィンを意識した3商品(内1商品は再発)を核として、他にはミッフィなどをラインナップした。新シリーズの特長でもあるコラボ商品は「かえちゃんふぃぎゅあ」。イラストレーター・田中かえさんがデザインしたパステル色の猫耳少女を5種類商品化した。再販品(1個の税込価格400円)以外は1個を税込み500円で販売する。
すでに、クリエイター2名とのコラボによるオバケとクマのフィギュア、赤と白のツートンカラーに色分けしたサンリオキャラクターなど、11月の投入計画も発表されている。このシリーズでは展開方法にも認知度上昇に向けた差別化を導入する。自販機は銀色に装飾した専用機を使う。そして、そのフロント面にはアートギャラリーを想起させる斜めに傾く枠をデザインしたPOPを入れる。これらでシリーズとしての人気を早期に定着させる。
このシリーズで想定しているメインターゲット層は20~30代の女性。その獲得に向けて全体的に丸みがあり、ぬいぐるみと同様の約2・5頭身という造形商品を多く揃えている。コラボするクリエイターの選定も対象層への知名度が考慮要素だという。カプセルトイで現状の人気商品といえばキャラクター、面白味があるものと、企業の販促品が該当する。企業の販促品では食品や懐かしい製品を中心に幅広く造形され、効果を生んできた。それと同様に、この新シリーズへの採用をステップとして、クリエイターが世界的な知名度へ育つことも十分に考えられる。
【お知らせ】
2026年10月号の新聞(ホビージャーナル)では、2026年上半期の状況(税関での物品差し止め、貿易、越境ECのトレンド、新作映画の全世界興行収入)、ガンプラリサイクルプロジェクトの新展開、バンダイのガシャポンに新ブランド誕生、米中貿易交渉の内容、企業の動向(日本トイザらス、米国のマテル)、ベトナムで海賊版コンテンツを扱うサイトを摘発、韓国の消費者院がスクイーズなどに瑕疵判断、米国で会話型ロボット玩具へ規制導入について取り上げました。
この中からピックアップしてホームページに掲載したのは、このバンダイが立ち上げたカプセルトイの新ブランドについての記事です。発表されたのはクリエイターとのコラボを核とするアートが括りの新シリーズでした。これがアートなのか、どうなのか、はさておき、消費者から支持を得てキャラクター、面白味がある系商品、企業販促という、人気商品3ラインに次ぐ新機軸になれるか注目です。

