ここで紹介するのは、一定のレベルを持つ人向けの6製品。模型では超難関組み立て品や本体を含めて景観の再現までトータルでできるもの、特定ジャンルの愛好家向けなど、凝り性の人は破天井に楽しめる製品を揃えました。
プラッツ
珍しさが玄人受けする!ウクライナのプラモキット
乗り物プラモデルが主軸製品の有限会社プラッツは、7月より取り扱いをはじめるウクライナのミニアート社製品をメインとしていた。
現段階で、新金型の戦車や戦闘機、装甲車、対戦車砲(税込価格6380~1万3750円)などが投入当初のラインナップ。以降は甲冑を着た戦国武将などの発売予定も控えている。
他社にない珍しいものと繊細につくり込まれたジオラマミニチュアを取り扱うのが特長のミニアート社。これらを組み合わせて躍動感ある戦闘風景を生み出せる。発売後の目標は製品の安定流通と市場での定番化だという。
京商
抜群の走破性!走らせたい人向けの四輪駆動ラジコン
ラジコンが主軸製品の京商株式会社は、世界戦レースで活躍した名車をベースとする新商品がメインだった。
その「レーザーSB ダートクロス4WD」(6月発売予定、税込価格3万9600円)は、組み立てと本格的な走りが楽しめるバギータイプのラジコン。クラシックな外観は新設計で、ドライバーフィギュアも付いている。
4輪すべてが駆動する高い走破性を実現したラジコン。本格的にレース参戦を考えはじめた層向けのステップアップモデルに当たる。飾るより、走らせたい子供から大人までを取り込める高性能タイプだといえる。
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カトー
万国共通な価値!ジオラマの照明トータルシステム
鉄道模型が主軸製品の株式会社カトーは、ジオラマの表現幅を簡単に広げられる照明システムがメインだった。
その「ジャストプラグ」(既発)は、夜景ジオラマに演出用の灯が導入できる照明トータルシステム。しかも、各部材の調達やハンダ付けなどの必要をなくし、ジオラマにライトを取り付けて配線を差し込むだけで済むよう作業の簡素化を図った。
明るさやバランの調整が可能で、ライト付きミニカーも備品としてあるジオラマ用品。この新たな価値は万国共通で響くもの。インバウンド消費も獲得できる鉄道模型関連品に当たる。
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グリーンマックス
乗り入れ先車両も走らせよう!東急電鉄の車両模型
鉄道模型が主軸製品の株式会社グリーンマックスは、昨年3月より相互直通運転の幅が広がった東急電鉄車両を題材とする新商品がメインだった。
その「東急鉄道3000系」(9月発売予定、税込価格4万5100円)は、1999年に東急目黒線へ投入された8両編成車両の動力付き模型。相互運転の拡張により埼玉県、東京都、神奈川県をまたいで走行している。
この拡張路線を走るのは東急、東京メトロ、JR、西武、東武の車両。他メーカーの模型を絡めればその風景が再現できる。グリーンマックスはこの新商品を通じ、それを提案している。
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ウッディジョー
実在作業者の苦労が合言葉!超難関お城木製模型キット
木製模型キットが主軸製品の株式会社ウッディジョーは、地元静岡の城を題材とする特大(1/150)スケールシリーズの新商品をメインにした。
その「駿府城」(既発、税込価格7万4800円)は、欄干の擬宝珠やシャチホコ以外の部品を木製で構成した模型キット。石垣も木製で、ひとつずつ積み上げる内容になっている。
製作日数の目安が3カ月以上という玄人向けの超難関模型。くじけそうな購入者にウッディジョーは、実在した作業者の苦労を思うよう伝えているという。逆に、凝る人は塗装するなど破天井で楽しむことができる。
東京マルイ
見た目がさらに美しい!引き金付近が金色のトイガン
トイガンが主軸製品の株式会社東京マルイは、参考出品したエアーリボルバープロのSAA.45シリーズ第3弾エアソフトガンがメインだった。
その「キャバルリー カスタム」は、銃身が7・5インチのリボルバータイプトイガン。全体色は黒で、引き金付近に金色が配色されている。
精巧なつくりから人気が高かった昨年12月発売の4・75インチ「シビリアン」。しかし、外観の美しさは今回、展示した参考商品の方がより優れている。東京マルイは発売までに、この特長をマニアやウエスタン好きに広めていくと話していた。
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