株式会社ホビーリンク・ジャパン(渡邊泰太郎社長)が「第3回ホビーリンク・ジャパン模型展示会2025夏」を東京・浅草橋の東京文具共和会館で、7月12日に行った。通販利用者の作品展示機会創出と交流促進などを目的としてサイトの運営者がはじめたイベント。今回、プラモデルの完成品を展示したのは一般参加が75人、ゲスト9人で、一般参加者は主催者の通販サイトを一定期間に利用した人が無料、それ以外は有料(3500円)として公募し、抽選で決めた。一方、来場者の入場は無料。主催者は来場者が一日を通して楽しめるよう、前回から内容を強化して実施した。
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今回の来場者に向けた催しは、物販とゲストが登壇するトークショーなどを設定した。物販は今回より主催者と協力企業だけでなく、ガイアノーツやプラモ向上委員会などのメーカーも参加できるように変えた。その中で、一番人気だったのは一回500円で引けるハッピーくじ。用意された景品(彩色ペンセット、フィギュア、Tシャツ、雑誌などを約300人分)から、目当てのものを目指して加熱する例が見られ、早い段階で一人3回までと制限を設けた。ステージイベントの内容は、完成品を展示したゲストが対談形式で作品製作の裏側を話すトークショーや景品を巡ってのじゃんけん大会などであった。
今回の展示企画は、ファインモードの零戦プラモデルを対象にした「みんなの令和の零戦」と、秋東精工が扱うダビデ像プラモデルの完成品を並べる「ダビデ像ミーティング」にした。これは来場者を含めて参加できるフリー企画としており、並べて写真撮影し、投稿するよう呼びかけていた。開場前の展示品数は零戦が6点、ダビデ像は1点。そこから1時間後には零戦が11点へ増えた(ダビデ像は1点のまま)。それぞれの完成品は、イメージした内容を上手く作品に落とし込んでいる印象の仕上がりであった。
会場の展示品はガンダムやボトムズというロボット、恐竜と怪獣、零戦や戦艦などが多かった。逆に、ロボットでもエヴァンゲリオン、ポケモンに代表されるゲームキャラクター、美少女戦士などは少なく、展示に参加しているのは40~60代という印象を受けた。これは主催者が運営する通販サイトの利用者傾向を表したものだという。そのため、意外性は少ないものの、シーンの再現にこだわった玄人の力作という完成品が多く揃っていた。主催者はこのイベントの次回開催を来年1月に予定している。
【お知らせ】
2025年8月号の新聞(ホビージャーナル)発行は、7月を合併号とさせていただいて、お休みしました。そのため、ホームページには9月号に掲載予定の記事を2件、新聞掲載に先駆けてアップしました。これは夏休みに合わせて行われた一般消費者向けイベントの紹介記事です。